エンカルタアップデート
2003年5月1日(木曜日)
エンカルタアップデート
メールをチェックしたら "Encarta Newsletter" の 5月号が配信されてきていました。これ、エンカルタアップデートの内容などが書かれているのですが、残念なことに、私の持っているエンカルタ 2002 では 2003年3月までしかアップデートできないのでした。これはまあ当然と言えば当然で、アップデートしたかったら 2003年度版にしましょうねという話なのですが。
こんな風にメールでアップデート内容を報告されると、やはりアップデートできる 2003 年度版が欲しくなるわけで、Microsoft は相変わらず商売がうまいというかなんというか。
しかし、ではどうして私はアップデートしないのかというと、それにはそれなりに深い紆余曲折の歴史があります。
まず、エンカルタ 2003 は普通に買うとメーカー希望小売価格 19800 円です。これだとちょっと、という気がするのですが、実はエンカルタ 2002 のユーザには特別優待アップグレード版 (www.microsoft.com)というのが用意されていて、8800円になっています。これならアップデートしようか、という気はなるわけです。
しかし、よく見るとこういう条件が。
本パッケージのご購入は、対象製品ユーザー認証が必要となるため、オンラインのみでの受付となりますことを、あらかじめご了承ください。
私の場合はもうここで嫌な予感がするわけです。
購入へ進むリンクをたどってみると、プロダクト ID とユーザ名を入力するフォームになります。ページの内容を一通り読んで、私はプロダクト ID の入力を
- ネットでモノを購入させようと言うのに、支払いの方法がどこにも書かれていません。クレジットカード払いになるのですか? それとも郵便振替で払えるのですか? 必要項目を全て入力した後になって、支払い方法が限られているとか言われても嫌でしょう。
- プロダクト ID とユーザ名を入れるフォームが HTTPS ではありません。プロダクト ID は個人情報に結びつかないから良いという考えなのでしょうか? そもそもこれは購入の最初のステップです。ステップを進めて行くとどこかで個人情報を入力することになるはずです。その途中から HTTPS になるのでしょうか? 何が起きるのかが全く見えずに不安になります。
要するに、購入のステップを始める前に知っておきたい情報が、このページでは提供されていないのです。入力すると何が起きるのか分からない状態では、私は何も入力したくありません。
そんなこんなでアップグレード版は見送り。もちろん通常版を買う気にはならないので、アップグレード自体を見送る結果となったわけです。
でもニュースレターを見ていると欲しくなるわけで……。うーむ。
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