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任天堂はガチャをやらない方針

2012年1月27日(金曜日)

任天堂はガチャをやらない方針

公開: 2012年2月11日13時30分頃

こんなお話が……「任天堂「Wii U」は年末商戦向けに発売 コントローラにNFC搭載 (www.itmedia.co.jp)」。

Wii Uの話も興味深いですが、私の印象に残ったのはこの話。

追加コンテンツについて、岩田社長は「『ソーシャルゲームのような』」という形容詞とともに報道されることが多いのですが、ソフトメーカーとしての任天堂は、どんなアイテムが出るかがわからず、いいアイテムが出るまで、何度もお金を支払って、それがいつの間にか巨額になっているというようなビジネスは志向しておりません」と話し、あくまでパッケージソフトは完結してユーザーが満足できる形で販売するのが前提との考え。追加コンテンツは、気に入ったソフトで長く遊ぶための仕組みとして提案するほうがユーザーに安心してもらえるのでは、としている。

「いいアイテムが出るまで、何度もお金を支払って、それがいつの間にか巨額になっている」というのは、最近流行の「ガチャ」を指した話でしょう。お金を払うとゲーム内アイテムであるカードが引けるというもの。中には「コンプガチャ」というのもあって、ガチャでレアアイテムを集めるとさらにレアなアイテムがもらえるとか、あの手この手でお金を払いたくなる仕組みを用意しているようです。

そして、任天堂は有料の追加コンテンツ配信はするが、ガチャのような課金はしない、というのが今回のお話ですね。やろうと思えばできるでしょうし、やれば短期的には儲かるだろうとも思いますが、企業のポリシーとして「だが断る!」ということのようで。おそらく、「ガチャ課金をやっていると将来どうなるのか」というところを考えての判断だと思います。

※ガチャで課金するビジネスは低年齢層に馴染まないわけで、任天堂の強みを生かせるビジネスでもなさそうだと思いますし。

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