水無月ばけらのえび日記

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うへぇ

2001年10月9日(火曜日)

うへぇ

米軍、アフガンへ救援物資投下 まずは3万7500箱 (miiref00.asahi.com)

 タリバーン政権の軍事拠点などに対する米英の空爆直後に救援物資を投下することについては、今回の軍事作戦がアフガニスタン国民に向けられたものではないことを示す意図もあり、投下物資には「米国民からの贈り物」というメッセージが書かれているという。

以上、http://miiref00.asahi.com/international/kougeki/K2001100800560.html より

しかし……。

米・英軍の空爆に続いて、アフガン各地の都市に食料や医薬品が空中投下された。これは米軍が行う心理作戦の一環である。といっても難民支援のためではない。空中投下した物資は、タリバンがかなり強制的に回収する。中に何が入っているかわからないからだ。ところが中から出てくるのは、山岳戦でも使えるC-レーション(戦闘食料)のパックである。ここでこの食料にはいろいろな効果が期待できる。(1)タリバンは飢えた一般市民のために投下された食料を奪い去った。(国際世論の批判) (2)市民は自分たちのために投下された食料をタリバンに奪われた。(食い物の恨み) (3)タリバンは山岳戦に必要な食料を確保したので、都市から山岳に移動する時期が早まった。(市民と兵士の分離) このように、米軍は投下した食料がタリバンに渡ることを計算した上で、空爆直後に食料を投下したのである。あくまで人道的な援助のためでないから、ここで感動すると後悔することになる。これが軍事作戦なのである。

以上、http://www.kamiura.com/new.html より

な、なるほど……。

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