水無月ばけらのえび日記

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「ITゼネコン構造と情報システムの品質」へのコメント

[6442] Re:「ITゼネコン構造と情報システムの品質」

えむけい (2011年3月1日 19時40分)

結局ITゼネコンが自社でシステム構築の能力を持とうとしない理由がよくわからないのですが、どうして上流工程しかやらないのでしょうか? 受注するだけならシステム構築の能力は必要なくても、完成させるためには結局必要になりますよね。ハードウェアやインフラは社内で調達できるから有利なのに、ソフトウェアはなぜそうならないのでしょうか?

> システム構築の能力が判断できないから、企業の規模、認証の取得状況、提案のうまさなどで判断せざるを得なくなります。

海外でITゼネコン構造ができていないというのが事実なら、海外ではどのようにシステム構築の能力を判断して(あるいはしないで)受注先を決めているのかがある程度参考になるかもしれませんね。

> しかし、失敗の事例はほとんど公表されません。

とりあえず需要はありそうなのに失敗知識データベースがなぜ失敗したのか知りたいです。

http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=3&id=NZ20110117104135

[6443] Re:「ITゼネコン構造と情報システムの品質」

ばけら (2011年3月1日 19時55分)

>結局ITゼネコンが自社でシステム構築の能力を持とうとしない理由がよくわからないのですが、どうして上流工程しかやらないのでしょうか?

 持とうとしない、というわけでもないと思います。ITゼネコン系企業にはたいてい「○○システム」というようなソフトウェア開発に特化した子会社がありますし、社内で開発している事例もあります。

 ただ、ソフトウェア開発の外注率が高いというのはおそらく事実でしょう。これはソフトウェア開発市場の競争が激しいからなのではないか、と思っています。ソフトウェア開発は初期投資が少なくて済むので独立起業しやすい、という事情がありそうです。

>海外でITゼネコン構造ができていないというのが事実なら、海外ではどのようにシステム構築の能力を判断して(あるいはしないで)受注先を決めているのかがある程度参考になるかもしれませんね。

 そうですね。これは私も知りたいです。

 海外の事情に詳しい方がいらっしゃればコメントいただきたいです。

>とりあえず需要はありそうなのに失敗知識データベースがなぜ失敗したのか知りたいです。

 これも知りたいですね……。

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