ITパスポート試験の教材が面白そう
2011年1月13日(木曜日)
ITパスポート試験の教材が面白そう
公開: 2011年1月23日15時35分頃
電車の中で本を読んでいる人はたくさんいますが、その内容が端から見えてしまうことは良くあります。あからさまに覗き込んだりはしませんが、たまたま目に入った内容が興味深かったりすると、しばらく内容を見てしまうことはあります。
今日はなにやら問題集のようなものを読んでいる人がいたのですが、唐突にセキュリティ系のキーワードが目に飛び込んできました。正確ではありませんが、だいたいこんな感じの内容でした。
- ホームページに悪意あるスクリプトを挿入してIDやパスワードを奪取したり、フォームの送信先を改変したりする手法。
左側に空欄があって、どうも攻撃手法の名前を答えさせようとしているようなのですが、難易度Sです。悪意あるスクリプトというとXSSを連想しますが、普通はパスワードは盗めません (Cookieにパスワードを格納する強気なシステムもありますが、例外中の例外です)。
他にも、プログラミング言語の名前を答えさせるらしい問題でこんなものが。
- 事務処理を行うソフトウエアを作成するのに適している。
ってこれだけかよ! もっと他に言語の特徴とかないの? ……と心の中でツッコミを入れつつも、余裕で「COBOL」の5文字を思い浮かべてしまうという……。しかし、今から新規に作るのであれば、COBOL は選択されないような気もするわけで。
他にハードウェア関係の問題もあり、どうもパラレルポートとかSCSIとか答えさせるような感じで「いつの時代の話だよ」と思いましたが、ITパスポート試験の練習問題のようですね。表紙は青く「よくわかるマスター」と書いてあったので、たぶんこの本でしょう。
- よくわかるマスター ITパスポート試験 書いて覚える学習ドリル (www.amazon.co.jp)
もっとも、これは覚えた用語を復習するための穴埋めドリルらしく、学習のためのテキストは別にあるようです。
- よくわかるマスター ITパスポート試験対策テキスト 平成22年度版 (www.amazon.co.jp)
たぶん、テキストの方にはもっとちゃんとした解説があるのでしょうけれど。
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