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岡崎市立中央図書館のDoSで逮捕者

2010年5月26日(水曜日)

岡崎市立中央図書館のDoSで逮捕者

公開: 2010年6月5日22時15分頃

こんな記事が……「図書館HPにアクセス3万3千回 業務妨害容疑で男逮捕 (www.asahi.com)」。

県警生活経済課と岡崎署によると、中川容疑者は、4月2日から15日にかけて、岡崎市立中央図書館のホームページに、計約3万3千回のアクセスを繰り返し、ホームページを閲覧しにくい状態にした疑いがある。

同図書館のホームページ管理用サーバーには、3月中旬からの約1カ月間に、中川容疑者の自宅のパソコンなど特定の端末から計約6万4千回のアクセスがあり、その影響でホームページの閲覧は21回停止されていた。

14日間で3万3千回のアクセス、6万4千回で21回の停止……って、1回あたり3,000回くらいのアクセスで死んでいる計算ですね。まあ、悪意を持って攻撃をしたのなら犯罪だというのは分かるのですが、それにしても、サーバ弱すぎませんか?

※ちなみに、bakera.jpは同一IPアドレスから1日に106,146回のアクセスを受けたことがあります。参考までにそのときのログ (16MB以上あるので注意!) : dos20070407.txt

同課によると、中川容疑者は1回ボタンを押すだけで、1秒に1回程度の速度でアクセスを繰り返せるプログラムを作っていたという。中川容疑者は同図書館の利用者だったが、目立ったトラブルは確認されていないといい、動機を調べている。

はあ。1秒に1回って、昔の某サーチエンジンのクローラと変わらないですね。というか、サーバを殺しに行くのならもっと激しくアクセスすると思うわけで、むしろサーバが死なないようにウェイトをかけているように思えますが……。サーバの死因も、逮捕された経緯も良く分からないですね。

関連する話題: Web / セキュリティ / 岡崎市立中央図書館事件 / librahack

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