子ども手当のあれこれ
2010年4月6日(火曜日)
子ども手当のあれこれ
更新: 2010年4月8日1時45分頃
子ども手当に関して、いろいろなデマ情報が飛び交っているようですね。見た瞬間に「これはありえない」と思えるようなものもリツイートされてくるのですが、笑い話としてリツイートしているのか、本気で信じているのか、判断に苦しみます……。
とりあえず、厚生労働省のサイトに「厚生労働省:子ども手当について (www.mhlw.go.jp)」というコンテンツがあります。受給の要件なども書かれているので、「そんなアホな!?」と思ったら、リツイートする前に一読してみると良いのではないかと思います。
そんなあれこれに対応するためなのか、新たに「子ども手当について 一問一答」というドキュメントが追加されたようです。たとえば、以下のような項目について回答されています。
- 児童養護施設に入所している子どもにも子ども手当は支給されますか。
- 子ども手当は在日外国人の子どもが海外に居住する場合にも支給されるのですか。
- なぜ、平成22年度の子ども手当から子どもの日本国内居住要件を設けないのですか。
さらに読んでいくと、こんなピンポイントな質問も。
母国で50人の孤児と養子縁組を行った外国人にも子ども手当は支給されますか。
A. 母国で50人の孤児と養子縁組を行った外国人については、支給要件を満たしませんので、子ども手当は支給されません。
以上、子ども手当について 一問一答 より
というわけで内容はまともなのですが、しかし……何なのでしょうね、このフォントは。同じところに掲載されている他のPDFは普通にゴシックや明朝体が使われているのですが、この一問一答だけは何故かポップ体のフォントが使われています。それも見出しだけならともかく、本文も全てポップ体の太字なので、読みにくいこと読みにくいこと。
いったい、どういう意図でポップ体を選択したのか。その意味は私には一つしか考えられませんでした。すなわち、これは……ちよちゃんの台詞だということです! つまり我々は、この文章をちよちゃんの台詞とみなして読めば良いわけですね。
※初期のあずまんが大王 (www.amazon.co.jp)では、ちよちゃん (美浜ちよ) の台詞だけがポップ体の写植になっていました。ちなみに新装版 (www.amazon.co.jp)では他の人と同じフォントになっています。
まあ、それ以前に、PDF形式になっていること自体どうなのかという疑問もありますけれども。もう少し読みやすくならないものでしょうかね……。
※2010-04-08追記: HTML版も用意されたようです……「子ども手当について 一問一答 (www.mhlw.go.jp)」(Argrathさん情報ありがとうございます)。元のPDFよりだいぶ読みやすくなっていると思います。
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