朽ちていった命
2010年1月19日(火曜日)
朽ちていった命
公開: 2010年1月19日12時55分頃
読んだのでメモ。
- 朽ちていった命 ―被曝治療83日間の記録― (www.amazon.co.jp)
JCOの臨界事故で被曝した大内久さんの治療の記録。
- 臨界の際、溶液を注ぐための漏斗を右手で支えていた。被曝量は8Sv(死亡率100%)。
- 当初は意識もあって普通に会話できる状態。だが、実は染色体がバラバラになっていて、細胞が再生できない
- 造血幹細胞移植は成功したが、根付いた骨髄細胞の10%に染色体の異常 (健康な人では、染色体異常は15万サンプル中2例)
- 再生のスパンが短い皮膚や粘膜に異常。剥がれた皮膚が再生しない。最終的には背中側の皮膚のみ残る。
- 血球貪食症候群が発生。
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