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輸血拒否への対抗策

2009年3月16日(月曜日)

輸血拒否への対抗策

公開: 2024年4月26日15時10分頃

父母の1歳児治療拒否は『虐待』 半日で親権停止し救命 (www.tokyo-np.co.jp)」だそうで。

子どもの治療には通常、親の同意が必要で、主治医は緊急輸血が必要だと両親を再三説得したが「宗教上の理由」として拒否された。病院から通報を受けた児相は、児童虐待の一種である「医療ネグレクト」と判断した。

(~中略~)

家裁は六、七時間程度の審理で、親の意思より子どもの福祉が優先すると判断、その日夜に保全処分を認めた。

病院はこれを受け、家裁が選任した親権代行者である弁護士の同意を得た上で治療を実施。

昔、「説得~エホバの証人と輸血拒否事件 (www.amazon.co.jp)」というドラマがありましたが……。なるほど、こんな手があったのですね。

少し調べてみると、2008年2月に「宗教的輸血拒否に関するガイドライン (www.jssoc.or.jp)」というのがでているようで、

しかし、最近に至り、人命にかかわる緊急性の高い手術のケースについて、児童相談所長からの親権喪失宣告申立を本案とする親権者の職務執行停止・職務代行者選任の申立を認容する審判前の仮処分(家事審判法15 条の3・家事審判規則74 条)が、各地の家庭裁判所で相次いで出されている

と書かれているので、こういう感じの対応は少し前から行われているようですね。

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