DNSプリフェッチ
2008年12月24日(水曜日)
DNSプリフェッチ
更新: 2008年12月26日2時25分頃
「Chromeはなぜ速いのか (www.atmarkit.co.jp)」。
DNSプリフェッチは、表示されているページ中のリンクだけでなく、起動時のスタートページに関しても行うほか、ユーザーがURLや検索文字列をタイプしている最中でも行っているという。サジェスト機能でどこかのWebページを提示した場合にもプリフェッチをしているという。ユーザーがリターンキーを押すよりも先に、すでにWebブラウザはユーザーが次に訪れそうなドメインのIPアドレスを取得済みというわけだ。
インクリメンタルな感じで名前解決しちゃう話ですね。「DNSプリフェッチ」と呼んでいるようで。
しかしこれ、DNSサーバを管理する側は困らないのですかね。
昔、プリフェッチャというのが結構流行っていた時代がありましたが、HTTPのプリフェッチの場合、行儀の悪いプリフェッチャはUser-Agentを見て蹴ったりできたわけです。しかしDNSクエリにはUser-Agentなんてものは無く……。
※とは言っても、大変なのはChromeを使っている人が使っているDNSキャッシュサーバであって、DNSコンテンツサーバにはそんなに影響がないような気もするので、実はそんなに困らないのかも。
※2008-12-26追記: セキュリティホールmemoのこじまさんのコメント (www.st.ryukoku.ac.jp)によると、「ふつうの ISP の DNS キャッシュサーバは、ふつうの人が思っているほどの性能の余裕はないみたい」だそうです。コメントありがとうございます。
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