水無月ばけらのえび日記

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容疑者xの献身

2008年11月9日(日曜日)

容疑者xの献身

公開: 2018年9月22日15時0分頃

読み終わった。

本屋ではたくさん平積みされていたし、映画化されているという話でもあり、まあ面白いのだろうと思っていた。シリーズの前2作も面白かったので、本作も面白いのだろうと思った。

きっと面白いのだろう……。

……そんな程度の気持ちで手に取ってしまった自分が、今では恥ずかしいとすら思える。

それほどまでに凄い、いや、凄まじい衝撃だった。

トリックであるとか、伏線であるとか、そういうとおりいっぺんの説明をすることもできるが、そんなことはしたくない。とにかく読んでほしい。

なお、探偵ガリレオ (www.amazon.co.jp)の科学トリックが性に合わない方もいるだろうから付け加えておくが、本作には科学トリックは全く出てこない。湯川と草薙は登場するが、犯人の石神のほうが強く印象に残るだろう。

※本作においては、犯人の名前はネタバレではない。形式としては倒叙もので、読者には石神が犯行に関与していることが分かっている形である。裏表紙にも石神の名は書かれている。

また、タイトルに「献身」とあるからヒューマンドラマのようなものを連想する方もいるかもしれないが、そういう作品ではないので注意してほしい。「献身」の意味は最後に分かるが、これがあまりにも凄まじい。

読み進めると、途中、何度か「はぁ?」と思うところがあるはずだ。特に、中盤での石神の行動には強烈な違和感があり、作品の世界観の崩壊すら予感させるが、それも計算されたものなので安心してほしい。その行動の意味も終盤に分かるようになっている。

この作品には非常に強い衝撃を受けた。あまりの衝撃に、感想を普段の文体で書くことが出来なくなってしまったほどだ。中には読んだことを後悔する人もいるかもしれないが、とにかく読んでみてほしい。

※ただ、噂では、映画の方は原作既読者と未読者で評価が真っ二つに分かれるらしいですね。映画を観ようと思っている人は、観た後で原作を読むようにした方が良いかもしれません。

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