手口は公開すべきか
2007年7月9日(月曜日)
手口は公開すべきか
「犯罪を知らなさすぎる日本人 (www.nikkeibp.co.jp)」という記事に、興味深い話が。
わたしはいかに簡単に偽造できるか、実際にこうした手口を講演やテレビで公開した。模倣犯が現れるかもしれないという心配はあるだろう。だが、それを教えないことのデメリットの方が大きい。なぜなら、犯罪者は誰もがそんなことはよく知っているからだ。
以上、知らされない犯罪の実態 より
警察は「この資料を配布すると他の泥棒にも手口を教えることになる」と配布することを懸念したが、一般の人が手口を知ることに意味があるのだ。犯罪者は教えなくても知っている。
以上、空き巣のカギ開け手口を全面公開 より
反射的に、カカクコム事件の時のことを思い出しました。「犯罪者は既に手口を知っている」「手口が広く知られると対策が進む」という視点で、積極的に情報を公開して欲しいものですね。
- 「手口は公開すべきか」にコメントを書く
- 前(古い): 実体参照
- 次(新しい): IE + Firefox2 の脆弱性