IE の URL 偽装問題、パッチ登場
2004年2月3日(火曜日)
IE の URL 偽装問題、パッチ登場
例の IE の URL 偽装問題ですが、パッチが出ましたね。「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ修正プログラム (832894) (MS04-004) (www.microsoft.com)」。これを当てると、http://username:password@host 形式の URL が「無効な構文エラー」になってアクセスできなくなります。
たとえ %01 などを含んでいなくても駄目なので注意。
※%01 などがなくても、username 部分に偽ドメインを入れて、後ろに ASCII SPACE を大量に補ったりするだけで偽装できますので……。実際、VISA を装ったフィッシングにそういう手口がありました。
この「仕様変更」については「Internet Explorer で HTTP URL と HTTPS URL のユーザー情報を処理する際のデフォルトの動作を変更するソフトウェア アップデートのリリースについて (support.microsoft.com)」に書かれています。なぜか日本語版のドキュメントにはレジストリのキーが書かれていないようですが、英語版のA security update is available that modifies the default behavior of Internet Explorer for handling user information in HTTP and HTTPS URLs (support.microsoft.com) にはこの機能を無効にするためのレジストリキーが出ていたりもするので、テストなどでどうしても無効にしたい場合はこの方向で。
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