2011年4月7日(木曜日)
流言飛語への適切な対応を要請
公開: 2011年4月10日23時0分頃
「東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する電気通信事業者関係団体に対する要請 (www.soumu.go.jp)」。
つきましては、インターネット上の地震等に関連する情報であって法令や公序良俗に反すると判断するものを自主的に削除することを含め、貴団体所属の電気通信事業者等に、表現の自由にも配慮しつつ、「インターネット上の違法な情報への対応に関するガイドライン」や約款に基づき、適切な対応をおとりいただくよう御周知いただくとともに、貴団体においても必要な措置を講じてくださいますようお願い申し上げます。
法令違反の内容を削除することは以前から行われていましたし、「表現の自由に配慮しつつ」とも述べられていますから、それほど過激な内容でもないとは思いますが……。
ただ、ともすると「政府が情報統制に乗り出した」とも受け取られかねない内容なのが気になります。「情報が隠されているかもしれない」という不安があると、「大変だ、政府は真実を隠している!」という類のデマが広まりやすくなるように思うのです。
デマに対抗するのに必要なのは、信頼できる筋からの情報です。信頼できる情報がどんどん入ってくれば、デマは打ち消されますし、広がる余地もなくなります。不審なものを削除することではなく、正しい情報をどんどん出していくことが勝利への道だと思うのですが。
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