2011年11月16日(水曜日)
スーパーマリオ3Dランド タイムアタックの世界へ
公開: 2011年11月20日2時55分頃
スーパーマリオ3Dランド (www.amazon.co.jp)、最終鬼畜面を含む全コースをクリアしたわけですが、まだプレイ熱が冷めず。
何をやっているかというと、タイムアタックです。
今回のマリオには「すれちがい通信」の機能があって、アイテムがもらえたり、ミステリーボックスが交換できたりします。が、アイテムがもらえても、たいして嬉しくありません。アイテムが欲しかったら、W1-1(最初の面)やS1-1(最初の裏面)で木の葉を2枚取ってくれば、それでフル装備です。ミステリーボックスの交換は、スターメダルがもらえるというメリットがありますが……これも、スターメダルがそんなにたくさんあっても特に意味がないので、そこまで重要なわけでもありません。
というわけで、マリオのすれちがい通信にはあまり意味がない。……そう思っていた時期が私にもありました。
実は、マリオのすれちがい通信にはもうひとつ、隠し機能があります。それは、コースのクリアタイムを交換できるというもの。タイムが表示されるようになるのはクリア後からなので、取説には書かれていない隠し機能になっているものと思われます。まあ、隠しと言っても、「社長が訊く」で発売前から明かされていた仕様ではあるのですが。
ノーマルエンディングをクリアすると、タイムアタックモードがオープンになって、すれちがった人の中から「自分の実力に合った人」のタイムが見られるようになっています。同じくらいのレベルの人と切磋琢磨し合って、タイムを縮めるという遊びが楽しめます。
タイムを交換するためには、クリア後の人とすれ違う必要があります。すれちがいを始めたころはクリアした人が少なかったためか、あまり早い人はいませんでした。しかしここ数日、かなり頻繁にクリア後の人とすれちがうようになって、良いタイムが入ってくるようになりました。
タイムが交換されると、自分のタイムとライバルのタイムが交互に表示されるようになります。そして、早い方のタイムが黄色で、遅い方のタイムが白で表示されます。すれちがい通信をしていると、ふと気付いたときに、「いつのまにか自分のタイムが白になっている」という現象が発生することになります。
私はタイムアタックにはそんなに興味がない、つもりでしたが……こんなふうに演出されると、やっぱりタイムを更新してライバルに勝ちたくなるわけです。そんなわけでここ数日、コース選択画面をうろつき、自分のタイムが白くなっているところを発見しては、それを黄色にするという作業に没頭していました。簡単に更新できる場合もありますが、なかなか更新できない場合もあって、けっこうアツいです。
今までも、ランキングでプレイヤー同士が競えるようなゲームはありました。しかし、その手のランキングでは、上位プレイヤーは全く手が届かない高みにいて、自分には関係ない世界だと思ってしまいがちでした。
すれちがい通信の場合、ライバルはプロのゲーマー (?) ではなく、単に自分の近くを通りがかった人です。なので、なんとなく倒せそうな気がするのですね。そして実際、けっこう簡単に勝てたりします。これは、あえて「最も早い人」ではなく「自分の実力に合った人」のタイムを表示しているからなのでしょう。
タイムを全部更新して安心していても、またいつの間にか更新されていたりします。この演出のため、すれちがう度に、手の届きそうな範囲で少しずつ世界が広がって行きます。
表面をクリアすると、「ここからが本番」とばかりに裏面が出ます。そして全コースをクリアすると、ここで初めてタイムが気になり始めて、タイムアタックの世界がやってくるわけです。そして、そのタイムアタックの世界は、すれちがう度に際限なく広がっていく……。
つくづく奥が深いゲームだと思います。
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