2004年9月15日(水曜日)
まだ修正中
泥沼中。
とりあえず詳細なログを取って調べたところ、MessageParser が呼ばれるたびに ngurl.xml が更新されているとみなされて Table のロックとリロードが発生していることが判明。一回のセッションで 10回くらい呼ばれたりしているし……。
※ちなみに ngurl.xml というのは IT Media にリンクしない機能を追加したときに追加した、リンク禁止 URL のデータです。
これは単純なバグだったので修正しました。これでロック回数がメチャクチャ減ったはずなので、かなり死ににくくなったはず (しかもかなり速くなったはず)。ひょっとすると完全に直ったのかも。……直っているといいなぁ。
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わかりにくい MS04-028
MS04-028 (www.microsoft.com) ですが、Windows XP SP2 の環境で Windows Update すると、パッチが当たる……と思いきや、こんな不吉としか思えないダイアログが。
で、「はい」を押すと「JPEG 処理 (GDI+) のセキュリティ更新プログラムでコンピュータを更新する方法 (www.microsoft.com)」に遷移。
一瞬意味が分からなかったのですが、要するにこういうことみたいですね。
- Windows Update すると「検出ツール」がインストールされる。これ自体はパッチではない
- 検出ツールが動作して出現したダイアログで「はい」を押すと、説明ページに誘導される
- そこを読むと、Office Update の必要があることが分かる
- Office Update するとパッチが当たる
まあ Windows Update しただけでは Office が更新されないという問題がありますので、それに対するソリューションなのだろうと思いますが、ちょっと混乱しますね。出るメッセージをもう少し工夫できなかったのでしょうか。
そのリンク先のページも微妙で、
Windows XP または Windows Server 2003 以外の Windows のバージョンのユーザー
って、Windows XP のユーザは対象なのか対象でないのか分かりにくいです。たぶん「対象でない」が正解だと思いますが……。
まとめるとこんな感じ?
- Microsoft Office は OS の種類にかかわらず全て脆弱なので、パッチを当てる必要がある。
- Windows XP SP2 の場合、OS は脆弱ではない。
- SP2 でない XP と Windows Server 2003 の場合、OS が脆弱なのでパッチを当てる必要あり。
- その他の Windows (Windows 2000 など) は OS は脆弱ではないのだが、脆弱なコンポーネントがインストールされている可能性があり、まずそれを調べる必要がある。脆弱だったらパッチ。
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