2004年3月3日(水曜日)
バレのちグゥ
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」2巻 (www.amazon.co.jp)を買って、読む前にカバー裏をチェックしたら、人物紹介が……。
って、これ見事にネタばれじゃないですか。しくしく。
※カバー裏は中身を読み終わってから見られることを想定しているのでしょうか。
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個人情報の価値
「インターネット事件簿 第8回 裏名簿業者が証言! Yahoo! BB事件にみる「流出名簿」の恐るべき実態 (internet.watch.impress.co.jp)」。
「企業から流出した名簿は、価値が高ければ高いほど高額で取り引きされる。かつては10万件で300万円ぐらいの金額になったが、最近では流出があまりにも多く、インフレを起こしていて100万円ぐらいにまで値下がりしている。」
それは「インフレ」ではなくて「デフレ」だと思いますが、ともあれ裏ではガンガン流出しているらしいというお話。
……個人情報が全世界に公開されちゃっているとき、そのことを管理者に指摘する人がいることは知られています。しかし発見者にはそれをこっそり売るという選択肢もあって、その場合はこっそりであるが故ににわかには発覚しません。今までは前者のパターンしか目立っていませんでしたが、後者のパターン、すなわち知らないうちにだだ漏れになって売られているケースというのは、想像しているよりずっと多いのかも知れないと思いました。
ACCS 復活
ACCS のサイトですが、名前が引けるようになったようです。ネガティブキャッシュが消えればアクセスできるようになるでしょう。
※ちなみにネガティブキャッシュの有効期間は RFC2308 的には minimum=86400 に従うので 1日になるはずですが、Windows 2000 の DNS だと 5分で忘れてくれたりします。:-) 「Windows 2000 DNSクライアントの新機能 (www.itmedia.co.jp)」参照。
SOA のシリアルナンバーは "2004030310" になっているようですが、今日だけで 10回ほどレコードを書き直したのでしょうか。何が起きていたのか良く分かりませんが、苦労が偲ばれますね。
市町村では MS03-026 が当たっていない!?
正式な報告ではありませんが、長野県の脆弱性調査で「管理者権限が奪えた」という話、MS03-026 だったらしいという話が出ていますね。長野県の住基ネット実験で、総務省が徹底反論 「侵入に使用した脆弱性はMS03-026」 修正プログラムの適用とチェックが焦点に (www.asahi.com)。
MS03-026 というのは言うまでもなく Blaster のアレです。総務省側はパッチを当てろと指示していたらしいですが、徹底されていなかったのでしょうね。ありがちな話ではあります。
※「11月時点で MS03-026 が当たっていなかった」という事実を「ショボイ」と言って切り捨ててしまえないところがまた悲しいです。
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