2004年10月31日(日曜日)
某大学でも……
そういえば某大学でも、規律を守らせるべき立場の人が自ら教室で喫煙しているそうな (禁煙マークも目立つように表示されている場所で)。
喫煙のルールも守れないような人が「ちゃんとルールを守れよ」などと発言しても全く説得力がないのですが、その人がなまじ偉かったりすると、周りの人は失笑すらしないで表面上は「ハイハイ」と聞いちゃったりするのですよね。しかしもちろん説得力はないので、その結果として、何度言っても返事は良いがいっこうに徹底される気配がない、という現象が発生します。
しかし、その教授も気の毒です。もう明らかに禁煙とわかっている場所で我慢ができないわけですから、これは既に性格云々の問題ではなく、治療が必要な状態だと思われます。しかし、鬱病が病気である (ちゃんとした治療が必要であり、本人の気の持ちようでどうにかなるものではない) という認識は最近ではもう一般的ですが、喫煙習慣は未だに本人の気の持ちようで何とかなると思われていますよね。この辺をもう少し改革して、治療を受けやすい土壌を作ってあげられると良いと思うのですが……。
※でも事業者としては、治療を受けさせるコストよりも喫煙所のコストの方が安かったりするのかな。
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